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#関節リウマチ の原因となる #シトルリン化 を減らせば #抗CCP抗体 も減って #辛い症状 や #薬の量 も減らせます

関節リウマチ(RA)では 関節滑膜が増殖し 血管内から滑膜組織へ リンパ球、マクロファージが遊走し これらが産生する炎症性のサイトカインによって 軟骨・骨の破壊が進行します。

関節滑膜を攻撃して炎症が起こることで 関節の痛み・腫れ・変形を起こす病気であるため 周囲の軟骨や骨を破壊していくとともに 全身倦怠感や発熱などの 全身症状が出ることもあります。

画像の出典:https://user.spring8.or.jp/sp8info/?p=2650

関節リウマチ(RA)では血清中に シトルリン化抗原に対する 自己抗体が産生されて

免疫に異常が起こります。

シトルリン化とは

タンパク内のアルギニン残基が 酵素PAD4

(peptidylarginine deiminase 4)

の作用で シトルリンに変換される反応です。

関節リウマチを発症している人からは シトルリン化タンパクに反応する 抗CCP抗体が検出されます。

抗CCP抗体は正確には 抗シトルリン化ペプチド抗体(Anti-cyclic citrullinated peptides antibody)と言い シトルリン化タンパクの一つであるフィラグリンの シトルリン化部位を含むペプチドを環状構造とした 抗原(CCP:cyclic citrullinated peptide)を用いて 検出される自己抗体です。

関節リウマチ(RA)では、 CCP(cyclic citrullinated peptide)という物質が 関節リウマチ(RA)の滑膜に抗原として存在し この抗原は抗CCP抗体のみによって認識できます。

抗CCP抗体は 関節リウマチ(RA)に対し高感度、高特異性の自己抗体で 発症早期から陽性となるため、早期診断となる検査です。 血清マーカーの検査を比較してみると、、、

抗CCP抗体: 感度89.1%。特異度91.5%。 RAの自己抗体なので特異性が高い。

リウマチ因子(RF): 感度%81.3。特異度67.6%。 IgGに対する自己抗体であるため 健康な人、慢性感染症、肝疾患などでも陽性になったり RAでも2~3割の人が陰性になったりします。

MMP-3: 感度%81.3。特異度61.3%。 骨破壊の指標です。

CA-RF:感度%89.1。特異度43.7%。 高感度ですが特異性は低いです。

抗CCP抗体の検査の方が リウマチ因子(RF)の検査よりも 関節リウマチであるか正確に分かります。

シトルリン化を起こす酵素を産生する ポルフィロモナス・ジンジバリス菌(Porphyromonas gingivalis:血液で増殖するキーストーン病原体) という歯周病菌が血液で増殖して血管内を移動し 関節滑膜で シトルリン化タンパクを生成することで 関節リウマチ(RA)を発症します。

関節リウマチを発症している人の血清や滑液からは 歯周病菌である ポルフィロモナス・ジンジバリス菌(Porphyromonas gingivalis:血液で増殖するキーストーン病原体)、 タンネレラ・フォーサイセンシス菌(Tannerella forsythensis:血液で増殖するスピロヘータ)、 プレボテーラ・インテルメディア菌(Prevotella intermedia:女性ホルモンで増殖) などの抗体が確認されていることから 歯周病菌が複数の種類で組み合わさることで血液内でも 歯周病菌の増殖に拍車がかかり プレボテーラ・インテルメディア菌(Prevotella intermedia:女性ホルモンで増殖) の作用で特に 女性が若い時から 関節リウマチを発症しやすいことも分かります。

嫌気性細菌による感染症の治療に用いられる オルニダゾール(第3世代のニトロイミダゾール抗生物質。嫌気性細菌や寄生虫感染の治療薬。5-ニトロイミダゾール系列に属する抗生剤で、メトロニダゾールと同等かそれ以上の抗菌効果)、 クラリスロマイシン(マクロライド系の抗生剤。歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎なども適応症) レボフロキサシン水和物(商品名:クラビットなど。化膿性唾液腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎なども適応症)、 などの抗生剤や抗菌薬が 関節リウマチに対しても有効なことが確認されています。

歯周病の原因である プラークは歯周病菌の塊で 表面にはバリアとなる膜(フィルム)が存在するため 歯医者で対応できる範囲での プラーク内部の細菌には 抗菌薬は届かないため効果がありません。

歯茎に腫れや痛みがある場合は(血管がある場所が腫れるので) 抗菌薬が届くので効果があります。

抗菌薬は、血流(血管)がある場所でないと届きません。

唾液中の濃度では低すぎて効果が期待できません。

歯周病の病巣に由来する宿主の炎症関連因子や 歯周病菌や菌体成分が 血流を介して組織・全身の臓器に運ばれることで さまざまな全身疾患のリスク因子になっています。

免疫を司るリンパ球や マクロファージ等の血球系細胞は 骨髄内に存在する 造血幹細胞に由来し その分化や増殖が巌密に制御されることにより 全身の免疫恒常状態が保たれていますが その制御機構は白血病や急性炎症だけではなく 慢性炎症によっても影響を受けます。

歯周病菌が骨髄内の 造血幹細胞に及ぼす影響は ポルフィロモナス・ジンジバリス菌(Porphyromonas gingivalis:血液で増殖するキーストーン病原体) の感染を進行させた動物実験でも 血清中IL-6が上昇し 骨髄中の血球数が減少し 骨髄内でのリンパ球(CD19陽性細胞)への血球分化が減少することから 骨髄中の血球分化に悪影響を及ぼすことが判明しています。

このような訳で歯周病菌によって 造血幹細胞の働きが狂わされると 自分の組織を敵(抗原)とみなす 異常なリンパの働きが出てきてしまい 難病に指定される自己免疫疾患の 関節リウマチなどを発症することもあるのです。

口腔や咽喉や鼻腔や子宮などの 奥に入り込んでしまった歯周病菌の影響を考えないのは 西洋医学に従事する人だけでなく 東洋医学に従事する人も同様です。

当院では歯医者でも対応できない 奥に入り込んでしまった歯周病菌に対して 生体電流のひずみを改善する DS元気も使った治療や 歯周病菌に対抗できる情報を提供することで 治療現場での体感による改善効果と ドクターによる検査でも改善を確認できる 治療効果を早期の段階で実現しています。

兵庫県神戸市中央区加納町4-10-20 サンライズビル5F おかだうえ鍼灸治療院

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