#胃腸 を元気にするために #脾経 を整える治療を
脾経は脾臓の経絡ではありません。
脾臓は白血球・リンパ球の一部を造り
古くなった赤血球や白血球を破壊する臓器です。
脾経を無理に1つの臓器に対応させるとしたら
甘い糖に関係する膵臓になります。
脾経の働きは
西洋医学の生理学に対応させると
消化→同化という働きになりますし
物事を消化して自分の判断に組み込むという
思考・感情の働きも含みます。
ここでは
西洋医学の消化→同化について説明しますね。
消化:分解して体内に物質を取り入れること
同化:体内に取り入れた物質から体組織を構成する物質を作り出すこと
胃経の働きは消化に重点があって
脾経の働きは同化に重点があると
考えても良いかと思います。
胃腸の具合は
消化の後に行われる
同化がスムーズでないと
消化を進められないので
胃経・脾経の働き具合ということになります。
口での咀嚼や唾液分泌も 胃での消化も 胆のうからの胆汁分泌も
膵臓や小腸で行われる消化→同化も 胃経・脾経の働きに含まれます。
小腸から門脈を通過して 肝臓で行われる同化は
脾経の働きに含まれます。
化学物質過敏症の方は
脾経の働きである同化の時に
肝臓で受容体が毒性発現しています。
酸化ストレスを減らす食生活と工夫で
電子伝達系の働きを乱さないことと
思考・感情を調和させることが重要です。
ホルミシス効果で免疫力を向上させる
100,000μSv/d以下の低放射線を怖がることは
脾経のバランスを崩すことにもなります。
肝臓で受容体が毒性発現しやすくなるため
化学物質過敏症
電磁波過敏症
の発症や自己治癒力の阻害要因になります。
脾経が受容体レベルで乱れると
心身が消耗する他 思考・感情も乱れやすくなるので
社会生活が困難になります。
あらゆる物質に毒性発現することが増え
病院での治療手段も無くなってしまうので
低放射線を怖がることは止めてください。
私が敏感な症状の方を治療する時は
放射能を怖がっている人には
その考えを止めるように
お伝えしています。
敏感症の方の症状は
少し前までは
放射能ではなく
大気汚染物質の排出が多い中国から飛んでくる
PM2.5に含まれる有毒な多環芳香族炭化水素が
芳香族炭化水素受容体に結合しての
毒性発現でしたから
毒性量に比例した悪化でした。
現在は神経毒にもなる
アクリルアミドが乱す副交感神経
イソシアネートが乱す交感神経と呼吸器官
への悪影響が強力です。
神経毒が多くの受容体の働きを狂わすので
過敏でなかった人すらも
化学物質過敏症に
追い込みかねない勢いを
お客様から感じています。
神経毒による多種類の受容体への障害ですから
神経科の領域と言える問題なのです。
これらの神経毒になる化学物質について
抗原抗体反応の受容体に限った
アレルギーという捉え方をしていると
医療的な対処を間違える危険も大きいです。
ちなみに現在の日本全国で観測される
地上の放射線量は
地上で核実験をしていた地域にある
中国の砂漠から飛んできた砂(黄砂)が
雨で地上に落下した時が最大となります。
それすらも現在では低放射線量なので
心配する必要は全くありません。
小腸経の働きは迷走神経などを介する
腸内細菌・脳・腸との相互作用
が重要かと思いますが
脾経の働きにも影響が大きいです。
中医学は大昔の中国大陸にいた人達の
気の感覚や直感を基礎に形成されたので
解剖を中心とした西洋医学とは
人体の見方が大いに違う東洋医学です。
意外と即物的な面もあって
気の感覚のある人にとっては
治療に使いやすい
実用性も兼ね備えた不思議な医学です。
脾経=脾臓ではないということが
分かっていただけたら幸いです。
胃腸の具合が悪い方に
脾経の公孫というツボに
かざしてみると反応があります。

画像の出典: https://gogyoantoyoigaku.wordpress.com/
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反応があるツボを使って鍼治療をすると
胃腸の不具合から来る
疲労感が緩和することが多いです。
脾経を元気にする治療を早めに受けてください!